✨今回のおすすめは『うたごえはミルフィーユ』
数ある音楽アニメの中でも、ここまで“声だけ”で魅せる作品は珍しい! 『うたごえはミルフィーユ』は、アカペラをテーマに高校生たちの友情・葛藤・夢を描いた青春アニメです。
透き通るような歌声と心に響くハーモニーが、観る人すべての胸を熱くします。 今回は「うたごえはミルフィーユ」の魅力に迫りたいと思います。
🎬 作品情報
- タイトル:うたごえはミルフィーユ
- ジャンル:音楽/青春/アカペラ
- 制作:寿門堂
- 公開:2025年7月
- 原作:ポニーキャニオン×山中拓也
🎵 あらすじ
高校に入学した小牧嬉歌は、歌うことが大好きだが極度の人見知り。軽音部に入部しようとしたが、尻中々入部できずにいた。そんな挙動不審ぶりが生徒たちの話題になる中、2年生の部長・古城愛莉からアカペラ部の誘いを受ける。
個性豊かな仲間とともに、きらきら輝いていなくても声と声でつながる青春の日々を送る。“人間の声でしか伝わらない想い”を探し求める姿が描かれる。
仲間との絆や、歌うことへの情熱が重なり合い、まるでミルフィーユのように層をなす青春ストーリー。
🌟 見どころ・魅力ポイント
1.“アカペラ”という珍しいテーマの表現力
音楽アニメといえば、軽音部やバンド活動を中心に描かれる作品が多い中、
『うたごえはミルフィーユ』は“アカペラ”という新しい視点で音楽を描いています。
楽器を使わず“声だけ”で世界を表現するそのスタイルは、これまでの音楽アニメとはまったく違う魅力を感じさせてくれます。
音だけでなく、キャラクターたちの息づかいや空気感までもが作品全体に溶け込み、まるで自分もその場で聴いているかのような臨場感が味わえます。
2.実際の楽曲が美しく、かっこい
アニメの中で披露されるアカペラ曲は、どれも美しく、聴くたびに鳥肌が立つほどの完成度。
声が重なり合うたびに、まるで空気が震えるような感覚を覚えます。
主人公たちが所属する高校のアカペラ部だけでなく、大学生チームも登場し、
それぞれのグループがまったく異なる魅力を持っているのも見どころ。
綺麗さ、力強さ、そして青春らしさ――声だけでここまで表現できるのかと驚かされます。
3.高校生たちの葛藤と青春の甘酸っぱさ
高校生という多感な時期ならではの悩みやすれ違いも、この作品の魅力の一つ。
将来への不安や仲間とのぶつかり合い、そして音楽への情熱。
そのどれもがリアルに描かれており、観ているうちに自分の青春時代を思い出してしまうほどです。
彼女たちの歌声には、迷いながらも前へ進もうとする強さと、青春の甘酸っぱさが詰まっています。
🎧 実際に観た感想
正直、アカペラといえば「ハモネプ」のイメージしかなかったのですが、
『うたごえはミルフィーユ』はアニメとして描かれている分、すごく観やすく、自然とその世界に引き込まれました。
タイトルにもある“ミルフィーユ”という言葉の意味が、作品を観るうちにどんどん実感できます。
声と声が重なっていく瞬間――まるで層を重ねるように広がっていくハーモニーが本当に美しく、
自分が歌っているわけではないのに、思わず心が震えるような感覚になります。
特に印象に残ったのは、作中で披露される「Risky Business」。
透明感のある歌声と繊細なコーラスが重なり合い、カッコ良くて何度聴いても飽きません。
気づけばCDまで購入してしまうほど、この楽曲の魅力にハマってしまいました。
📺 視聴方法(2025年10月現在)
- ABEMA、AnimeFesta
- バンダイチャンネル
- dアニメストア
- DMM TV
- FOD
- Hulu
- Lemino
- Prime Video
- U-NEXT
📝 まとめ
『うたごえはミルフィーユ』は、アカペラという珍しいテーマを通して、
“声”だけで人と人がつながる温かさを描いた青春アニメです。
華やかな楽器の演奏はなくても、心に響くハーモニーがしっかりと感動を届けてくれます。
音楽が好きな人はもちろん、友情や夢に向かって頑張る姿に心を動かされたい人にもおすすめの作品。
観終わったあとには、きっとあなたも“声”という音楽の力に魅了されているはずです。
アカペラというシンプルな表現の中に込められた想いの深さ、
そして青春のまっすぐさが見事に融合した『うたごえはミルフィーユ』。
新しい音楽アニメを探している方に、ぜひ一度観てほしい一作です。




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